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住職の和歌4(自選・更新不定期)

法然上人百四十五箇条問答
問う、歌詠むは罪にて候うか。答う、強ちに得候わじ。ただ、罪もす、功徳にもなる。
 令和元年9月9日、大本山清浄華院 第82世法主 真野龍海台下 97歳を一期にご往生されました。9月12・13両日、通夜・密葬に出仕させて頂きました。凛としたお姿、内面からあふれ出る信仰のお姿、有り難き御前様でありました。今回は、清浄華院様の御忌会にて詠ませて頂いた和歌を、亡き御前様にお供えさせて頂き、又、仏様を詠んだ歌等をご紹介させて頂きます。
一、南無阿弥陀 空師の御前 親しきに 教えを受くる ことぞ嬉しき

✤平成28年4月、大本山清浄華院御忌日中法要随喜びの折に詠める歌。空師は法然上人の事。

一、播磨より 迎えし弥陀は 西へ行く 道ぞしらする 極楽の峰

✤正源寺本尊阿弥陀如来を詠める。正源寺本尊阿弥陀如来は、戦後兵庫有馬温泉の極楽寺様より請来。

一、六つ道を 導き給ふ 地蔵尊 高き思ひは 雲に届かむ

✤巣鴨良感寺様「阿覚地蔵尊」を詠める。「阿覚地蔵尊」は高村光雲師作。

一、釈迦牟尼の 金口説法 受け止めん 御歯をば 拝み仰ぎて

✤静岡比奈医王寺第28世覚誉上人を偲びて詠める。スリランカ仏歯寺参拝の夜遷化さる。

一、福徳の 縁を結ぶは 去る地蔵 後の世までも 助け導く

✤あるお方が、正源寺に御寄進下さった地蔵尊を詠める。↑この和歌は、なぞなぞ?クイズ?とさせて頂きます。実は、この和歌には奉納者のお名前が隠れています。誰か分かります?


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