住職の和歌2(自選・更新不定期)
法然上人百四十五箇条問答
問う、歌詠むは罪にて候うか。答う、強ちに得候わじ。ただ、罪もす、功徳にもなる。
全く反響がありませんでしたが、お彼岸ですし和歌の第2弾。下手の鉄砲も数打ちゃ当たる?我が句を見るに愚作ばかりなりけり。いっときは歌人と名乗れるかも?と思ったが、とんでもありませんでした。でも、一応紹介致します…。
一、我が師匠 空師の他に なかりけり 名僧知識 数多けれど
一、念仏(ねぶつ)にて 全てが叶ふ ものならば 弥陀の思惟を 如何に思はむ
一、人として 生まるる縁は おぼろなし 人と生まれて 仏道に逢ふ
一、我が為の 五劫の思惟 擦り切れて 寿限無と成りし 弥陀の本願
一、情けなや 法(のり)の白道 歩むとぞ 誓ひ空しく 行くは世の道
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