新し尽くし

雑僧の雑感　仏暦２５６２年4月　前半　vol.11

「新し尽くし」

入学、入園、社会人。学年、学級、出会いに手帳。年度に元号、そのくらい？

　寺の山門脇掲示板に掲載の「雑僧の雑感」も今月でなんと50作目！

ホームページ版は11作目。今号は山門掲示板と同じタイトルで

　尽くしと言う程ではないかも。ともあれ、4月は「新」が付く。新元号発表！何故に年度始めは4月なの？そもそも何で暦と年度は一致しないのか？何で連休がこんなに多いのか？

　12月に卒業して、1月入学じゃチョット寒い。雪も降るかもしれないし、正月が忙しすぎる…　してみれば、4月くらいが丁度良いのかもしれん。桜にあわせるんなら3月末？

　お米で税金を納めたからだとか英国に倣ったとか、9月にする案もあったとか、暦と合わせようか

　新元号発表に合わせ、元号に因んだ内容にしようと思っていたが、何故に年度の話に？

慶応4年9月8日　一世一元の詔　明治改元の詔とも

　年度に戻す…

　議論、変遷を経て何とはなしに4月に落ち着いた。っていうか、落ち着いちゃったのだ。何故か？税金やら桜やらイギリスは関係ない。

　理由は単純、「冬眠」である。人も動物の中、本格的ではないにしろ、そりゃ「冬眠」もしたくなる。体が目覚めた頃合いで丁度良いのが4月。だから4月に新年度。根拠も脈略もないが、案外そうなのかも。

　ハッタリ、出まかせ、思い付き。そんなこんなで雑感執筆中！　年度も変わるし元号変わる。でも相変わらずの事もある。空想ついでにもう一つ…　「冬眠」が理由との根拠なき仮説を述べたが、実は年度始めが変わってしまうかもしれない事由が一つだけある。それは、今や国民病ともいえる「花粉症」の存在である。猛威を振るい続け、国民の脳を休止状態に追い込む（既に私の脳は休止中）のであれば、4月年度初めは不可能となる可能性がある。あとインフルエンザがあるから冬は無理…