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あの将軍、暗愚なのか英邁か?

アイキャッチ用雑僧雑感
雑僧の雑感 仏暦2562年6月 後半 vol.16

「あの将軍、暗愚なのか英邁か?」

 

暗愚というか最悪というか、徳川十五代の中で最も悪評高き将軍であろう。十五代、名君もいれば影の薄い人もいる。ただ、暗愚っていうか最悪。そう、最悪の将軍なのだ。この冠がつく将軍は一人に絞られるのではなかろうか。

悪政を布いた将軍、犬公方、改易し過ぎ、小判に混ぜ物をした、忠臣蔵の時の将軍、水戸黄門の敵役?

 その人は、五代将軍綱吉。なんか、細面で色白で渋面で、常にヒステリックを起こしているようなイメージ。

因に、正源寺近くの永代橋は、綱吉五十歳を祝し架けられた。名称の由来は、当地が永代島と呼ばれていたとも、徳川幕府が永代に渡り栄えるように願ったとも伝えられる。

江戸期最悪の法令?かどうかは分からぬが「生類憐みの令」を発布したことで、その名を後世に残す事となる。これが悪法かどうかを検証することはしない…、が、その趣旨は悪いとは言い難いのでは?取り締まりが行き過ぎたのか?下々まで思いが届かなかったのか?

綱吉は実は優しかった?戦国以来の殺伐とした気風を改めた人でもある。

もしかしたら、江戸幕府安定政権の礎を築いた将軍は綱吉かもしれん…。

 私腹を肥やしていた悪代官を一掃したり、有能な人材を登用したり、武力政治から文治政治への道を切り開いたり、金保有量の有限を見越し元禄の改鋳をしたり、儒教を重んじ政務を取り仕切ったり。

最悪な将軍は実は英明だったのか?綱吉に謁見したどこだかの国の人は、「英邁にして名君である」と評したらしい。最悪?英邁?真意の程はどうであろうか?


 

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