住職の和歌5(自選、更新不定期)
法然上人百四十五箇条問答
問う、歌詠むは罪にて候うか。答う、強ちに得候わじ。ただ、罪もす、功徳にもなる。
令和改元の日に詠んだ句を一句。そして去る令和元年十月二十二日、今上陛下即位礼正殿の儀に際して詠んだ四句をご紹介致します。今回は、仏教関連とはチョット趣を異にしますが、正殿の儀。降りしきる雨が止み、虹の光の神々しさに思わず詠んだ和歌です。
一、美しき 令と名づけし 新時代 和する心の 想ひつのりて
一、正殿の厳儀寿(ことほ)ぐ 七色は 民人思ふ 君が真ぞ
一、奇跡とは 願ふて起こす ものならず べくして起こる これぞまさしく
一、神仏(かみほとけ) 信ずる否は 問わねども 神秘の国の 姿確かに
一、天と地を 結ぶ架け橋 七色の 光に願ふ 国の行末
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