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住職の和歌(自選、更新不定期)

法然上人百四十五箇条問答
問う、歌詠むは罪にて候うか。答う、強ちに得候わじ。ただ、罪もす、功徳にもなる。
 久々の和歌更新です。気ままに更新しておりますので、以前との重複はご容赦下さい。今年はコロナで終始する一年でした。歳末の風情も無いように感じます。来年は今年より、少しは良くなりますように。
一、煩悩を 一つ繰りては 塵のごと 積もり積もりて 末は百八
一、煩悩に 明け暮れそめて こん歳も 暮れ行くことぞ 空しかりける
一、除夜に聞く 百八の鐘 我が煩悩 消し去り給へ そう願いつつ
一、忙しなく すぎ行く歳を かへりみて しみじみ思ふ 我が来し方を
一、ねばならぬ やらねばならぬ 歳の暮 せめて心は 亡くさぬよふに

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