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江東区の私鉄

アイキャッチ用雑僧雑感
雑僧の雑感 仏暦25687月 後半 vol.162

「江東区の私鉄」

 

 「私鉄」という定義は曖昧な気がする。1987年、日本国有鉄道の分割民営化により、国有鉄道の事業をJR各社が引き継ぎ今日に至る。故にJRも分類上では「私鉄」のような気もするが、我が国における「私鉄」の定義では含まれないらしい。JRグループ、公営地下鉄、第三セクター鉄道、東京メトロなどを除く、「民鉄」と呼ばれる民営鉄道の事を指すとの事。

 その定義からすれば、江東区に存在する「私鉄」は、私の知る限り一路線、駅数は2駅と言う事になる。墨田区の「曳舟駅」と江東区の「亀戸駅」を結ぶ「東部亀戸線」である。路線距離3.4キロ、駅数5駅の2両編成の列車であり、朝のラッシュ時には3両編成となるらしい。この路線の江東区内の駅は、「亀戸駅」と「亀戸水神駅」である。「亀戸水神駅」のホームには、亀戸天神ではないとの注意喚起の看板が目を引く。

 東武鉄道は、亀戸線・大師線で長年活躍した8500型の引退記念イベントを開催する事を発表した。その引退を前に、85008577編成及び8579編成を、亀戸線、大師線で運転する。8577型の運転期間が711日~14日、8579編成が12日~14日で、「ありがとう」イベントを開催するとのことらしい。「東部亀戸線」は年に数回利用する。主として墨田区の京島、八広へ行く時である。スカイツリーの誕生であの地域も雰囲気がだいぶ変わったが、未だ下町の雰囲気を残す場所でもある。「キラキラ商店街」も且つての面影を残している。先日「東部亀戸線」に乗車した時は、引退イベント時だったようで、多くの人々が別れを惜しみその姿を目に焼き付けていた。


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