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恋せよ乙女

アイキャッチ用雑僧雑感
雑僧の雑感 仏暦2562年11月 前半 vol.25

「恋せよ乙女」

物凄いスピードで時が流れて行く一年が早い

あと二月で今年も暮れる

 二十歳よりも三十歳になると時間の感じ方が倍になる。更に四十歳はその倍、倍々に早くなると言われているが。それもひと昔前の感覚かもしれない。

秒単位で目まぐるしく変わりゆく世の中になってしまった

「あかき唇、あせぬ間に、熱き血潮の、冷えぬ間に、明日の月日は、ないものを」

 明日、明後日、明々後日、弥の明後日… そんなに先は分からない? 一秒後、二秒後、三秒後… そんな時代か?ネット社会は早すぎる、時間の感覚早すぎる。

ついて行けぬ                                                 遅れる者は置き去りに 時短 効率 早送り

 目が回る。そもそも、我が業界?と、言うのも変だが、坊さんの世界は時間の流れがゆっくりだ。時代に足並みを揃えられる坊さんもいるけれど、私は牛歩、ついて行けない…

 こんな私でも、時代の波にぶらさがりたいとは思っている。「恋をするには遅すぎる」そんな歌詞があるけれど、遅い恋でも良いじゃないか、遅かったとしても花が咲く。そもそも、遅い早いは誰が決めるの?時代に遅れてもいいじゃないか。

「何れ芽が出る♪、花が咲く、明るく陽気にいきましょう!」

『ぴろきにむちゅう』で登場の我が愛しの色物さん ぴろきのネタである

 とにかく、秒単位の時代だけど

 「いのち短し、恋せよ乙女、今日はふたたび、来ぬものを」である

 今日は再び来ないのだ。明日も再び来ないし、今の一瞬さえも同じ事。どこかで書いた?かもしれないが、宇宙の時間軸からすれば、人の一生なんてほんの一瞬。私はこれを「地球の瞬き」と呼ぶ。短い命ならば、思った事はどんどん実行に移したほうが良い。勿論考える時間は大切。でも、考えるだけはよそう。失敗する事も多いけれど、それで良いじゃないか!何もせぬよりは。

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